中3夏休みに息子(早慶MARCH附属高校志望)が塾以外の勉強で取り組んだことを記載します。
今回は、英語・数学編です。
英語
9月以降、長文読解や過去問演習が始まる前の夏休みに、息子に足りていないと思われる語彙や文法の強化を図りました。
教材は、早稲田アカデミーの難関校対策の教材が中心です。息子は早稲アカ生でもないのに、わが家には早稲アカの古いテキストがいっぱい(メルカリで買いあさりました)。
『夏の課題(筑駒・開成クラス)』

使用した教材は、早稲田アカデミー中3必勝クラス夏の宿題『夏の課題(筑駒・開成クラス)』です。5年以上前の旧版テキストだったので、中古で数百円程度で手に入れました。
課題は英国理社4科目(最新版は数学も含め5科目)ですが、強化したかった英語(単語・熟語、構文、文法など穴埋め問題1日40問×30日分)のみ5周しました。この課題をやりこむだけでも、英語の伸びが期待できそう。逆に言えば、このレベルを早稲アカ生が完ぺきに仕上げているとしたら、、、おそるべし。
『Best Choice』(ベスト・チョイス)

こちらも早稲田アカデミーの難関高校受験向け教材。書き換え問題、整序問題や英文解釈で狙われる英文リスト集。夜寝る前に読んで、暗唱。
『早慶実践オープン フォローアップテキスト』

毎年10月に実施されている早稲アカ主催の早慶実践オープン模試のフォローアップ テキスト。英語の書き換え問題50問、選択式問題50問、正誤問題50問を完ぺきになるまで繰り返しました。正誤問題に手こずり、息子は約10周はしましたかね(母はせっせとコピー)。
ついでにフォローアップテキストに載っていた漢字(同音異義語、同訓異字ほか)を夏休み中、毎日25問ずつ✕約25日解きました。
『Progressive Grammar』(プログレッシブ・グラマー)

早稲アカの英文法のテキスト。必勝志望校判定模試(中3・8月)で出題範囲に指定されている、使役動詞、知覚動詞、分詞構文、関係副詞、関係代名詞、話法の単元が載っていたので予習(息子の塾では9月以降に習う範囲)。旧版のせいか、過去完了、仮定法過去完了、分詞の形容詞的用法など掲載されていなかったので、スタディサプリなどで補いました。
『夏期集中特訓 中3 英語 早慶必勝テキスト』

メインの演習問題部分を取り組むとオーバーワークと判断しスキップ。以下の補足ページだけ取り組みました。確認テストは1回目はだいたい2割くらいしか解けないので、完ぺきになるまで繰り返し取り組みました。
- 前置詞が表す意味の発展(イラスト付き 解説)1回読んだだけ
- 夏期 集中特訓 早慶 クラス 英語 確認テスト10問程度✕6回分 3周
- 暗唱例文 30 4周
『英語長文難関攻略30選』

語彙や英文法の知識の土台作りを行ったのち、夏休み終盤に長文問題集を投入しました。1日2題✕15日で1周の計画(夏休み中に取り組めたのは半分の15題)です。単語帳と違って、三日坊主にならず、続いています。ジャンルが自然科学、物語、歴史、エッセイなどいろいろあって興味を引く内容だからかな。
以上、息子が通う塾は、夏期講習の時間も比較的短く(1日2時間程度)、「これを暗記しろー」みたいな英語の宿題もなかったので、これだけ取り組む余裕がありました(母はコピーをとるのが大変だったけど)。ライバルたちはこれ以上のことをやっているのだと危機感を持つのは、本人ではなく、私(母)だけ……。
数学
数学はあまり得意とは言えないので、まずは入試標準レベルの教材から、単元を絞って取り組みました。
『「解き方」が身につく問題集 数学』
使用した教材は、1つは『「解き方」が身につく問題集 数学』(旧版)です。

関数、平面図形、空間図形の単元のみ、1周。
『最高水準問題集 特進 中3 数学』
2つ目は、より難易度の高い『最高水準問題集 特進 中3 数学』。8月第2週目から取り組み始めました。

私立難関高校向けの問題集。8月下旬実施の駿台模試対策を兼ねて、関数、相似、円の単元+二次方程式の応用(約40ページ)に絞り、頻出マーク付きの問題のみ取り組むことに。+計算問題(高校入試問題レベル)
レベル★〜★★★の中の、難易度の高い★★★の問題は飛ばしました。もうちょっと早く、このレベルにまで到達できていればよかったのですが、息子の場合、数学は標準レベルを固めるのに時間がかかり、やむなし。。
駿台模試の直前、各単元のまとめテスト2周。まだまだ定着にはほど遠く。2学期以降も継続します。
『塾技100』

夏休み3週目(塾の休講期間中)に、アドバンス模試(現ハイレベルテスト)の過去問(メルカリで購入)を英数4回分ずつ解きました。
数学については、できなかった問題の類題をほかの問題集から見つけ出し、結果的に『塾技』(旧版)が一番探しやすかったので、その中から類題を数問ずつ解いていくかたちで補強していきました。
進研ゼミの教材(数学、都立自校作成問題レベル)

vol1より数学の数の性質、確率、平方根、方程式の問題の補強。所要時間2時間✕2日=4時間。
『Assist 問題と解答』(早稲アカ教材)
早稲田アカデミー中3特訓クラス(1学期後半)難関校突破対策。上位校への数学ADVANCE(夏期講習〜2学期)よりは、難易度はやや下がる補助教材。2次方程式の文章題、等積変形、図形の二等分、円と相似、三平方と平面、三平方と円、三平方と立体、場合の数と確率(見開き14頁)の単元を補強。
早慶への計算(早稲アカ教材)
早慶必勝クラスのプリント補助教材。メルカリで購入。展開、因数分解、二次方程式、計算の工夫、平方根、式の値、連立方程式など早慶附属校の入試レベルの計算問題に特化されていて、難易度高し(問題数は厳選され少なめ)。夏休み終盤から着手し始めましたが、入試直前期まで繰り返し使えそうです。
そのほか
塾の教材『Sirius21発展編vol.3』『Jack21発展編vol.3』の解き直しなど。
まとめ
8月の自主学習は、とにかく数学に注力。時間配分で言うと、数学6、英語3、国理社1くらいの割合で取り組んだでしょうか。
ニガテ科目ばかりで息子にとっては苦痛だったかもしれませんが、よく耐え抜きました(←しばしばサボっているのも知っている)。
秋以降、年内の模試で成果があらわれるといいのですが。なにぶん解き直しが甘い印象があるので、心配です。。。