【定期テスト対策】親がどこまで手を貸すか〜中1中間テストにむけて。




中1息子、初めての定期テストが近づき、テスト範囲が発表されました。

英数国の3科目は塾で受講しており、学校ワークなどの課題は本人任せで大丈夫だろうと思いきや。

息子が書いた国語の課題プリントの感想コメントがあまりにお粗末で。結局、私が手を貸すことに。

「理科・社会は普段、勉強時間が短い(週末にスマイルゼミ10分ずつ程度)から、定期テスト対策くらいはしっかりやったほうがいいんじゃない?」「 特に理科は今回、あまり得意ではない生物・植物が単元なんでしょ!?」

息子が中学生になったら、私は家庭教師役を卒業すると決めていたけれど、結局黙っていられず口を挟んでしまうかたちに。うーむ。

問題の解き方自体は教えないにしろ、勉強のやり方や、進捗管理、そのほか雑用(教材のコピーや、プリント類の整理の仕方等)などで手を貸したほうがいいのかな〜、と思う部分もあり。

一方で、一度失敗しないとわからないだろうから、放っておくことに徹することも大切かな、とも思ったり。バランスが悩ましいです。

試験範囲の確認と進捗管理

学校から配布された試験範囲のプリントを見ながら、教材をすべてかき集めて、1つひとつ試験範囲を確認する作業から始めました。試験範囲のプリントのタイトルを読み上げても「何それ?」など意外と本人わかっておらず。

学校から学習スケジュール計画表のフォーマットも配布され、毎日勉強した時間を記入して担任に提出するので、念のため記入内容についても親がチェックしました。

そのほか、スマイルゼミの定期テスト対策モードのスケジュール設定と試験範囲の設定なども隣で親が見ながら入力・設定させました(設定ミスとかありそうだから)。

教科書・プリントを持ち帰らせる

普段、教科書などは学校に置きっぱなしです。せめてテスト1週間前は毎日教科書を持って帰ってこよう、と連絡帳に備忘録を記入させました。ワークも合わせると、10kg超えでした。こりゃ、重いわ。

そして、英語・国語は、教科書やプリントの文章を繰り返し覚えるまで音読(暗唱)すること。理科・社会も、教科書の出題範囲のページは図やグラフ、写真などキャプションまで隅から隅まで読むように、などアドバイスしました。

優先順位の付け方、大丈夫?

提出物のワークなどの課題を終えていないにもかかわらず、息子がテスト範囲外のワークのページを進めていたので、優先順位を考えて締切りまでに計画的に取り組むことが大切であることをアドバイスしました。

学校のワークや授業ノートの提出物の確認

学校からの配布資料によると、調べ学習をして自分なりの考えや感想などを授業ノートに記入していると、評価がプラスになるようです。かといって、中1息子が自ら進んでそれをやるはずもなく。

そこで、内申点に絡んでくる提出物(ワークやノート)は、初回なので親がチェックしました。「字を丁寧に書くこと!」など、繰り返しアドバイス。

また、理科・社会は、塾の授業を取っていないので、学校ワークの丸つけなども手伝って、できなかった問題には印をつけておいて、できなかったところだけを直前に繰り返し復習すると効率がいいよ、など。

理科の対策


『中1理科をひとつひとつわかりやすく。』を参考に、重要ポイントを確認。教科書の大事な箇所にマーカーしながら、何度か教科書を読ませました。


『わかるをつくる中学理科』を参考に、調べ学習をして授業ノートにプラスαの書き込みなどをやらせてみました。ノート点アップに期待。

社会は+α


中1息子、社会(地理・歴史)は得意科目です。教科書レベルのワークだけでは物足りず、『最高水準問題集』を使って、定期テスト範囲の単元を解かせました。難しい問題も楽しんで解いているごようす。今後も、授業でやった単元については、その日のうちに学校ワークを解いて、この問題集でも演習することをすすめようと思います。

学校ワークのコピー

各教科の学校ワークをはじめる前に、復習用にコピー(塾のすすめ)。地味にめんどくさい。もう1冊買おうかな。

テスト前のようす

提出物の進捗確認をしたところ、

  • 英語のワーク終わってない!
  • 歴史のワークも終わってない!
  • 国語の課題プリントやってない!ってか、そのプリント自体行方不明!

提出締切りをすぎると、それだけで成績が下がってしまうよ。大人になって仕事をやるうえでも、締切を守らない人は信用されないからね。提出物の締切りはゼッタイ厳守!などアドバイス。

定期テスト対策はプリント整理から

私も片づけが苦手なタイプなので、学校と塾の教材やプリント、ノートの多さに途方に暮れてしまいます。

でも、定期テスト対策においてプリントの復習は欠かせません。 プリントから絶対出題されるから!大事に保管するんだよ。重い腰を上げてプリント類の紛失防止のために、今回息子と一緒にまずはプリント整理からはじめました。

教科ごとにクリアファイルを用意して、プリントを仕分け・保管する、ただそれだけのことですが。

「初めての定期テストだからお母さん付き合ったけど、今後は自分ひとりでプリントもスケジュールも管理するんだよ!」と言い放ちましたが、果たして息子に響いているのか?

所感

正直、ここまで手伝う必要あるのか?と考えちゃいますね。私が中学生のときは親にテスト勉強を手伝ってもらったことないし。親は共働きで帰りが遅かったし。中学受験で勉強のやり方を身につけていたもんな。

次回は期末テストで9教科に膨れ上がるので、おそらく副教科(実技4教科)の対策で手を貸すことになるのだろうけど、スマイルゼミが実技4教科のテスト対策に役立ってくれることに期待。2学期からは自力でやってくれ。フルにサポートするのは、1学期までとします。

参考記事

子どもの服装を親が決めているなら要注意、高学歴親が陥る“過干渉” 脳科学者が伝えたいこと #令和の親

「子どもの成長に合わせて、親は子どもへの心配を信頼に変えていくことが必要です。

【理想的な心配と信頼の割合】
3歳  心配 85% 信頼 15%
10歳 心配 50% 信頼 50%
12歳 心配 35% 信頼 65%
18歳 心配 5%  信頼 95%

このように、心配(やってあげること)と信頼(自分でやらせること)の割合を少しずつ変えていく作業が子育てなんです。

→子どもの自主性を育てるためにも、私もできるだけ子どものやることに干渉しすぎず(目標 心配 35% 信頼 65%)、子ども自身に考えさせるよう心がけたいと思うところです。

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